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SPEEDER Model-106のマイナーアップデートを終えて。(106回顧録)
::: 9 Colors of Speeder M-106 ::: POP&ムービー撮影シーン
みなさまこんばんはっ、エンゼル・チビーダを近日リリースすると公言しながら、急遽作業順位を入れ替え、スピーダをマイナーアップデートさせたりしているオレンジです。。
スナップはそのPOPとムービーの撮影スタジオからお届けしています。
製作ラボの格納庫に巨大な撮影スタジオを設営してもらいました。普段は格納庫調な薄汚れた床と壁なのですが、タッチでホワイトボックスに変化します。
この中に立っていると映画マトリックスの劇中、ネオがモーフィアスから仮想空間のレクチャーを受けているシーンを思い出します。 SLでは、大地や海そして空が先ず当たり前の様にありますが、シムもない無の状態であれば虚無的であり、例えばですがこういったホワイトアウトした様な世界が永遠と広がっているのでしょうね。。
RLなら気がふれてしまうかもしれませんが、仮想空間では趣向のおもむくまま楽しむ事が出来ます。
1,2機Rezして置いてみると、もう10年程前になるのでしょうか...PCとしては衝撃的にカラフルだった5色のiMacを思い出しました。
すぐさま9色を円形に並べてこのホワイトアウトした空間で撮影したい衝動にかられ、先ず出来上がったのがインワールドのベンダーとは角度の違う Hot Red のベンダーPOPです。
::: Speeder M-106 /Hot Red :::
そしてCMぶってみたムービーです。
::: SPEEDER M-106 9Colors :::
並べたiMacならずスピーダを見るなり、以前ガレージバンドで耳に留まった音ネタが頭の中で鳴ってしまいました♪ こうなると今までまともに作ったことのないムービーのサウンドトラックが先に出来てしまいw 曲調にした音源の尺に合わせてカメラワークを適当に決めて撮影です・・・・ですが、回転物ですから途中ムービーを都合良く切り出せない事に後で気が付きw 音とタイミングが合わせキレていないところがあるのはご愛嬌です(^^ゞ
ちなみにビューアーでは撮影出来ないので、iShowUというキャプチャーソフトを使いました。オビワンのグラフィック性能が貧弱なノートMacではこの辺りが限界ですが、切り出すサイズを自由に設定出来て、キャプチャーソフト自体はサクサク動くのが嬉しいです。英語版ですがファイルメニューはシステム言語に設定されますから安心です。iシリーズを名乗るだけありマニュアル要らずで使えそうです。でもUS20$....オレンジ経費として申告してみようかしらww
::: SPEEDER M-106 9Colors :::
この真っ白な空間....私的には落ち着きます。。
そんな気になるのもロングセールになり見劣りした部分のあったスピーダもお色直しでリファインできたからでしょうね。
これからもみなさまにかわいがられると良いなと思うと、今までの生い立ちを少し語ってみたくなりました。。
SPEEDER M-106 回顧録
SPEEDER M-106の発売はかれこれ2年前、私達オレンジの二人がウエルストン定期観光バスに所属していた頃にさかのぼります。
専属スクリプターであったミューズさんが、新型観光バスのスクリプトエンジンの開発途中に木箱での飛行試験を横目で見ていたオビワンが、球体プリムベースのオワン型ボディをあしらったことに始まります。
::: ウエルストン定期観光バス :::
バスと言っても船でした...水上バスでもないのでエアバスですねw 毎夜マグスルを運行し名所をご案内、ツアー最後には高度4000mからお客様をいきなり振り落としてスカイダイビングをお楽しみいただくというそれは楽しいツアーでした。。
旗を持ってお客様をご案内しているのが、当時ミニスカートの制服でがんばっていたバスガイドの私ですww
::: 超初期型初フライトで未来を行く♪ :::
その頃、オレンジフォレストはすでに発足していたのですが、日々の観光バス業務に忙しく製品も飛行するのは「浮島」のみに留まっていました。超初期型はその後ボディシェイプを整えられ、当時メイングリッドに導入されたばかりのスカルプテッドプリム製のロケットエンジンとフルスクラッチのオリジナル ホバー型物理エンジンを装備し、観光バスの遊園地として日暮里にグランドオープンしたウエルストンランドのショップコーナーを飾るべくSLデビューしました。
::: Speeder β版 :::
初代スピーダはこの時はまだサウンドも付いていないβバージョンで見切り発車の発売でしたが、国産6人乗りの飛行機はまだ珍しかったのでしょう...多くのお客様にお買い求めいただきました。おぼろげな記憶を辿ると、たしか第1号機は今もお世話になっていますハナコさん、そして2号機がスキンショップS&R のシロウサギさんだったと思います。
そんな初代スピーダβ版でしたが観光バス業務にも使われることもあり、そのころは超過密していた重いマグスルの飛行を連日の様にこなしていました。時には6人フル搭乗のままシムを越えたり、巣鴨の巨木にぶつかって1回転したり、お客様を振り落としてお叱りを受けたりw 運行のお手伝いという形でも鍛えられリファインと飛行エンジンの改良を重ねて、初期型スピーダ106の発売とβ版のアップデートを2007年の初冬に行いました。
::: Speeder Model-106 初期型 :::
単調に見えていたボディをスポーティに見せるがためラインを入れたのは、この年の東京モーターショウで見たポルシェやBMWを参考にした覚えがあります。
::: 2007 TOKYO MOTOR SHOW / Photo by obione :::
かっこいいですよね〜ハイ、オビワン車は大好きですw 小ぶりのヨローピアンなスポーツカー最高です♪
東京モーターショウの会場でこの2台を見た時に、スピーダにラインを入れてみようとワクワクしたのを覚えていますw 本当はこの写真の様にセンターオフセットで入れたかったのですが悲しいかな球体面に上手く貼り込めませんでした....
そしてスピーダ106型は、2008年春に発売した小型3人乗りのチビーダに主役の道を譲ることになります。ですがここにきてエンゼル・チビーダ、次期型チビーダ203型の発売を控えて、スピーダシリーズのラインナップと価格体系を見直すはこびとなり、その結果このタイミングで初期型スピーダのリファインと価格値下げを敢行した次第です。
380L$というプライスの初期型スピーダ106型のディスカウント予定は以前よりあったものの、なかなか手がつかず放置していました。ですが次期型チビーダの発売以降では万が一お買い求めいただいたお客様に申し訳なく思い、リリースプログラムを急遽変更してここ数日リファインとPOPの製作に取り組んでいたというオレンジです。
すみません。前置きが、もの凄く長くなり恐縮です。。
ソンナ訳でございまして、二人でここ3日で仕立て上げ直しを強行しました。。。
初 日/エンジンの改良と操縦席周りのリファイン
二日目/テクスチャの書き直しと軽量化、権限の確認、梱包
三日目/POPの製作とリリース記事&Xstreet SL 記事の執筆
よく数日で9機分もできたと思います...二人ともがんばりましたw
先行したリリース記事にもあります様に、ダイナミックな飛行視点のフローティングカメラがデフォルトになっています。また、現行機種から見劣りしていた内装をリファインいたしました。機体プリム数も無駄を省き23Primsと押さえた6人乗りの飛びやすい飛行機ですので、SLの大空をみなさんで楽しくワイワイなど、いろいろなシーンでお使いいただけると思います♪
機能面では特に変更はありませんが、センターメーター をタッチで「プッポー♪」と鳴るクラクション機能を新たに追加いたしました。
それでは、2009年度最終型106型スピーダ9色を、ここにお求めやすい価格として220L$にて発売を開始しております。
*詳しくはリリース記事をご覧下さい。基本機能はWEBのカタログページをどうぞ。
オレンジフォレスト各店舗及びAya USA様には3分間飛行可能なデモ機をご用意しております。お気軽にお越し下さいませ。
*旧バージョンのオーナー様は Myuse Swindlehurst まで IM 頂ければ折り返し最新バージョンを送付致しますのでヨロシクお願い致します!
おまけ。。
::: 奮起した夜 :::
まさしくそのとおり、気を取り直して奮起した夜でした(笑)
そして暢気そうな天使様もこの後、9色分のXstreet SL 記事の執筆で泣く事になります(爆!)
by オビワン
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