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::: O.F Dragon/Cry & Fire! :::
最初に、前回の記事でドラゴンが鳴かなかったとコメントを頂いたので、突貫制作ですがファイヤーなムービーを用意してみました。よかったらご覧ください。
まだ炎も鳴き声も調整しますが...
::: O.F Dragon Suclpted Map :::
続いて、オレンジ製品のテクスチャ及びサウンド制作行程について問い合わせがありました。本当に我流でテクニカルになりきらないとは思いますがご要望に対して掲載という形でお答えしたいと思います。
■ドラゴンの制作行程より外皮テクスチです。
ドラゴンに関してのスカルプテッドプリムの造形とデザインはミューズさんが担当しています。
この辺のプロダクトデザインなど造形に関わる分担はどちらか一方であったり、合作であったり製品によって成り行き的に決まってきます。分かりやすい製品で言いますと、スピーダシリーズがオビワン、他はミューズさん、飛行船は合作デザインという感じです。
その、デザイン担当のミューズさんより O.F Dragon 最終プロトタイプ段階のスカルプマップ1セットが届きました。ここからオビワン本格的にお仕事開始となる訳ですが、256X256dpi で書き出して送付してくれた分手間が1工程省けるので大助かり♪とか、喜んでいます。
これがアップロードの64X64dpiサイズだと書き込みベースに使う時拡大しますからドットのギザギザをスムージングする手間が省けますし、位置が正確な感じもします!これは光線からテクスチャに陰影を付ける時使うsculptypaint で読み込む行程でも助かります。
::: sculptypaint/ Drgon Wing :::
光源設定・テクスチャサイズ(512,256)・テクスチャカラー(Gray設定)この辺りを選んだらBake Texture ボタンを押し良ければSave Texture で書き出します。
そして、使い慣れた Fireworks にて上記のスカルプマップをベースにグリッドマップを重ね上から表皮のテクスチャを書いて行きます。この時、細部の書き込みはインワールドで撮影した実プリムのスナップ写真を参考にします。ある程度書けたところで、この陰影テクスチャに暈しやスムージングをかけ上から焼き込み系のフィルター設定で陰やシワを重ね込んで行きます。
この陰影は、結構濃く付けないとインワールドではその効果が見えにくく、そのため陰影テクスチャのレイヤーコピーを複製し、陰の深さと濃さを調整出来る様に双方に焼き込みと加算フィルターを設定して陰の加減を調整しています。
外皮テクスチャがそこそこ出来たらAC3Dに読み込んでアップロード前に見栄えや位置・方向ズレを確認して、修正を当てて行きます。ここはエンゼル・チビーダでの行程が参考になると思います。
テクスチャとして完成したらインワルードにアップロードして貼付ける作業を部位の数だけこなすことになる訳です...うぅ。。先が長くも感じてきました。。
肝心の外皮の層についてはまだこれからなのですが、ドラゴンって毛並みか、ウロコか,,,それとも恐竜系の猛獣肌かっ??という段階で試行錯誤しています(笑)
O.F Dragon はホワイトとダーク系を作る予定ですから、少しがんばってみたいと思います。
作業工程を紹介すると言っても、こうして書いてみるとかなり分かりにくいと思います。画像ソフトはFireworksですし、AC3Dやsculptypaintというマイナー系のソフトを多用していますから...ただ、どれも安価でありシェアウエアーやフリーウエアーだったりします。作業工程は非効率な部分も否めませんが、手になじんでいるツールであり費用対価はSLでは抜群だと思えています。
次回は鳴き声サウンドの制作の続きから、DAWソフトでの音圧を稼ぐ設定とモノラルファイル書き出しあたりをご紹介いたしますね。
by オビワン
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